長財布 110

漆は、ある程度の湿気と温度によって乾く。その時の漆の状態や、混ぜ物、その場の環境によっても、乾く具合は大きく変わってくる。また、漆は一度乾くと接着剤の様に強固となる為、革などの柔らかい物に漆を塗って乾燥させると、バリバリと音を立てて割れてしまう。それをどうにか試行錯誤し、革に漆を施すアート作品を生み出した長谷川の陰には、“縁の下の力持ち”の塗師・大滝豊さんの存在があったからに他ならない。黒く染めたダイヤモンドパイソン本革の上に、特殊な技法で漆とピンクとゴールドの金粉を使うことで、幻想的で個性的なお財布が仕上がった。カードは12枚、中央にマチのついたコインケース、お札は２箇所に収納可能。　Made in JAPAN

長財布（定番サイズ）外装：パイソン革、内装：牛革、加工：漆/箔、カラー：黒/ピンクゴールド、サイズ：12×20.5×厚み2.5cm